スタッフダイアリー

2021年01月16日

 

1995年1月17日、淡路島から阪神地区にかけて大地震が発生し、同地区を中心に甚大な被害がありました。家屋の倒壊や家具の転倒、発災後に発生した火災等により、たくさんの方の命と生活が失われました。

私たちはその後、東日本大震災を経験しました。

地震は、もしかすると今この瞬間にも、私たちの身に降りかかるかも知れない災害です。

自然災害である以上、残念ながら今の科学の力をもってしても、その発生を完全に予測し規模を想定することは困難です。しかしながら過去の経験を教訓として、万が一のときの事態を想定して、それに備えることが私たちにはできます。そしてその備えこそが、子ども達の明日の笑顔を護ることに繋がります。

ご家庭でも、職場でも、保育園でも幼稚園でも学校でも、今できる地震への備えを話し合ってみてくださいね。

■那珂キッズクリニック小児科は地震その他の災害により那珂市周辺地域が大規模に被災した際には通常の予約診療を一時中断して被災地域小児救急支援医療に切り替える場合がございます。この場合は10年前の東日本大震災の時に私たち医療法人社団どんぐり会が活動した際と同様に、原則として24時間態勢で発災から100時間を目処に主に小児の救急患者さんの受け入れを行うとともに、ミルクや紙おむつ等の小児支援物資の提供を行うことを想定しています。救急支援医療実施の際には非予約制とさせて頂きますのでWeb予約はご利用頂けません。また、救急支援医療実施の間は、10年前の東日本大震災の時と同様に原則として乳児健診や予防接種は一時中止or延期させて頂きます。予めご了承下さい。

■那珂キッズクリニック小児科は、新型インフルエンザなど、小児を対象とした感染症のアウトブレークの際にも、通常の予約診療を一時中断して小児感染症救急支援医療に切り替える場合がございます。この場合は国や県・大学等専門機関の指示・指導に従い、必要に応じて病児保育事業継続による社会インフラの維持に協力しつつ、小児感染症の診断治療と地域の感染制御にむけて尽力します。

これは、新型コロナウイルスの流行が那珂市周辺地域で制御不能な深刻な状況に陥った際でも同様です。私たちは小児救急医療と感染症学をいちばんの専門とする小児科クリニックです。

■また、医療法人社団どんぐり会は鹿児島県の種子島にある中種子町と『災害発生時における小児医療救護支援活動に関する協定』を締結しています。種子島で大規模災害等が発生した際には中種子町長からの要請にもとづいて医療チームを派遣し支援活動を行います。その際、スタッフの渡航etcにともない那珂キッズクリニック小児科での診療を一時休診とさせていただく場合がございます。予めご了承ください。

逆に、那珂市周辺地域で深刻な原子力災害等が発生した際には、認可保育園ARINKOMURAの園児及び保護者のうち希望される方、職員及びその家族で希望される者については、協定にもとづき中種子町への緊急一時避難を行ないます。この際には、緊急一時避難する子ども達の救護のために医療スタッフの一部を中種子町に同行させることになりますので那珂キッズクリニック小児科での診療を縮小もしくは一時休診とさせていただく場合がございます。予めご了承ください。

私たち医療法人社団どんぐり会は、小児医療・認可保育・病児保育の活動を通して子ども達の明日の笑顔を守るための専門家チームです。

今後とも引き続き、医療法人社団どんぐり会 那珂キッズクリニック小児科の救急災害時医療支援活動へのご理解とご協力をお願い致します。

2021年 1月 17日

医療法人社団  どんぐり会 
那珂キッズクリニック小児科  
理事長 柏木 玲一 
〒311-0110
茨城県那珂市竹ノ内3-2-2 
TEL:029(212)5630 
FAX :029(353)2662 
http://www.naka-kids.com


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