4月1日に国立健康危機管理研究機構が、国内で百日咳の感染者が急増していることを
発表しました..。
今年に入ってからの感染者数の累計は4100人で、すでに昨年1年間の感染者数を
超えています。
那珂市周辺地域でも2月末以降、中学生の間で拡がりをみせている百日咳の感染拡大が収束しません。
4月最初の1週間で、これまで感染者が確認されていなかった中学校の生徒さんや、
春休み中に学童保育を利用しておられた小学生に新たに感染者がみつかっています。
那珂市内で検出された百日咳菌について国立感染症研究所で解析を行った結果、
MRBP(MLs耐性百日咳菌)であると判明しています。
この菌は百日咳の第1選択薬であるクラリスロマイシン(クラリス・クラリシッドなど)やアジスロマイシン(ジスロマックなど)の効きがよくないことが知られています。
那珂キッズクリニック小児科では診断精度が高く即日で診断可能なPCR検査で
百日咳の診断を行っています。
小中学生・高校生で、酷い咳嗽症状等でお困りの方はご相談ください。
詳しくは『しろやぎさんからの手紙2025年3月・4月』をご覧ください。