「こどもホスピス ねむの木のしたで・・・ しろやぎさんのポシェット分室」は、オレンジ屋根のお家、緑の芝生のお庭、ねむの木の木陰で家族との時間を安心して過ごせるように、お子さまやごきょうだい、ご家族がやりたいことを全力でサポートします。
病気の子ども達を看るプロのスタッフ(看護師・病児保育専門士・栄養士・調理師・ボランティア・小児専門医)が、子ども達の主治医のお医者さんや看護師さんと連携して、その時々の病状などをしっかり踏まえつつ、ご利用される子ども達とご家族が安心してお過ごしいただける“時”と“場所”づくりを行います。
病院でいっぱい頑張っている、子ども達やパパ・ママ、そしてさみしい気持ちも遊びたい気持ちも我慢している、ごきょうだいの「やりたい!やってみたい!できた!!」「ドキドキ!ワクワク!!」「楽しい!うれしい!」をかなえられる場所でありたい、そう願っています。
子ども達は、遊びを通して成長し、人との関わりを通して夢を育みます。
病気をおもちの子ども達の「今日は楽しかった」が、
明日の夢や希望に繋がることと信じています。
Chief Executive Officer(CEO) 柏木 玲一
医療法人社団どんぐり会理事長
那珂キッズクリニック小児科院長
日本小児科学会専門医
命に関わる可能性のある病気を抱えた状態のことをLTC(Life threatening conditions)といいます。 生まれながらにしてLTCであるお子さんも、成長の過程でLTCとなったお子さんもいらっしゃいますが、常に重篤で寝たきりという訳ではありません。
体調がすぐれないときは病院で治療を受ける必要もありますが、病状が安定しているときには「こんなことしたい」「あんなことしたい」がいっぱいあると思います。 しかしながら「感染症が心配」「ケガしたらどうしよう・・・」「急に具合が悪くなったら・・・」などといった気持ちから、やりたいこと、させたいことを我慢していることもあるのではないでしょうか。
こどもホスピスは、LTCのお子さんと家族が、「家族のおもいで」を創る場であると考えます。
1982年にヘレンハウスという世界で初めてのこどもホスピスがイギリスに誕生しました。 家族のレスパイト、きょうだいや両親と過ごす安寧の場として、その役割が認められ、現在では国内外に「こどもホスピス」が建設されています。それぞれに特徴がありますが、共通する考え方は、こどもホスピスは、子どもと家族が「らしく生きる」ための場所であるということです。
日頃、病気のために不便なことや、痛みを伴う治療を頑張っているお子さんと、それを支える家族の「こんなことしてみたい」「こんなことさせたい」を叶えるためのお手伝いができればと考えています。
皆様がいらしたときには「Welcome! いらっしゃいませ」ではなく
「Can I Help You? 今日はなににしましょうか?」
という気持ちで、コンシェルジュがお迎えいたします。
Executive Adviser 小林 千恵
茨城県立こども病院小児専門診療部副部長
(兼任)筑波大学医学医療系小児科准教授
医学博士 日本小児科学会専門医 指導医
日本小児血液がん学会認定 小児血液・がん専門医 指導医
「ねむの木のしたで・・・」は、LTC(Lifeーthreatening conditions:生命にかかわる病気や状況)*にあるこども達とそのごきょうだいやご家族を対象としています。
*小児がん、循環器疾患、遺伝性疾患、神経筋疾患、代謝性疾患など
●急変時には状況に応じて救急搬送などの対応などを行います。
●ご利用していただく場所は医療施設ではないため、酸素などが必要な場合はご持参ください。
ご利用料金は無料です。
(「ねむの木のしたで・・・」は、医療法人社団どんぐり会の社会貢献事業として運営されています)
Executive Adviser | ― | 小林 千恵 | 茨城県立こども病院小児専門診療部副部長 (兼任)筑波大学医学医療系小児科准教授 医学博士 日本小児科学会専門医 指導医 日本小児血液がん学会認定 小児血液・がん専門医 指導医 |
Concierge | ― | 鈴木 真尋 | 保育士 |
Concierge | ― | 千葉 清美 | 病児保育専門士 |
Concierge | ― | 菱沼 悦子 | 看護師 |
Executive Director | ― | 柏木 圭子 | 看護師/保育士/救急救命士 |
Chief Executive Officer(CEO) | ― | 柏木 玲一 | 医療法人社団どんぐり会理事長 那珂キッズクリニック小児科院長 日本小児科学会専門医 |